1988年ニューヨーク生まれ。3歳からヴァイオリンを学び、温かみのあるヴィオラの音色と姉のチェロの演奏に憧れて、11歳でヴィオラに転向。ジュリアード音楽院のプレカレッジ部門を卒業後、アムステルダム音楽院を特別栄誉賞付き首席で卒業。2012年より24年までベルギー国立管弦楽団ソロ首席ヴィオラ奏者を務める。2013年アムステルダム国際ヴィオラ・コンクール第1位、2016年ライジング・スター・グランプリ音楽コンクール第1位、同年マンハッタン国際音楽コンクール第1位各受賞後、カーネギーホールにてリサイタルを行う。ソリスト、室内楽奏者として活発な活動を展開するほか、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、リール国立管弦楽団、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団、チューリッヒ・トーンハレ等へ客演首席ヴィオリストとして招かれており、2017年よりベルギーのモンス王立音楽院で客員教授として後進の指導にもあたっている。名匠ズービン・メータも絶賛するクラシック界を代表するヴィオラの一人。ニューアルバムは、バッハの無伴奏組曲全曲プログラム。ヴィオラをスヴェン・アルネ・テプルと今井信子に師事。使用楽器は1951年製リロイ・F・ガイガー。