ゲザ・ホッス=レゴツキ
Violin
Concert Information
5/31 2025 15:00
すみだトリフォニーホール 大ホール Sumida Triphony Hall
沼沢淑音(ピアノ) 沼尻竜典(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団
Yoshito Numazawa(Pf) Ryusuke Numajiri(Cond.)
New Japan Philharmonic
1985年ハンガリーとウクライナ系両親のもとスイス連邦ローザンヌに生まれる。ロシア楽派の名教師ユーリ・ヤンケレヴィッチ門下ドラ・シュヴァルツベルク教授に学び、その勧めで1992年ウィーン音楽院へ入学。9歳時にプリマ・ラ・ムジカ国際コンクール第1位受賞。引き続き、イダ・ヘンデル、ルッジェーロ・リッチ、イヴリー・ギトリス、ティボール・ヴァルカ等の巨匠たちに学んだ。11歳から国際的な活躍を始めたゲザは、チョン・ミョンフン指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、シャルル・デュトワ指揮NHK交響楽団、ヤチェク・カプシスク指揮スイス・イタリア放送交響楽団、ギドン・クレーメルとクレメラータ・バルティカ等と次々に共演、2001年ジュリアード音楽院の名誉あるドロシー・ディレイのシンポジウムへ招待され、アスペン音楽祭にも出演した。2002年、後にDVDとなるマルタ・アルゲリッチのドキュメンタリー映画「音楽夜話」へ登場、これを機に両者の世界的な共演が始まり、2004年グラミー賞最優秀室内楽賞へノミネート。以来、足跡はフランス、ベルギー、ドイツ、オーストリア、ハンガリー、ポーランド、スウェーデン、ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、スイス、イタリア、スペイン、アメリカ合衆国、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、コロンビア、韓国、中国、台湾等各国へ及び、2002年より日本の別府アルゲリッチ音楽祭へも度々出演している。少年時代から良く知られた天才ヴァイオリニストであり、クラシック音楽とともに、ジプシー音楽やイディッシュのクレズマー音楽の真髄を体現し、ジャズやコンポラリー等も包括する奇跡の存在と評される。共演するトップ・アーティストは、師ともいえるアルゲリッチを始め、イダ・ヘンデル、ヨーヨー・マ、イツァーク・パールマン、ネルソン・フレイレ、ミッシャ・マイスキー、ギドン・クレーメル 、ルノー・カプソン、ヴァディム・レーピン、ウィントン・マルサリス、マキシム・ヴェンゲーロフ、セルゲイ・ババヤン等枚挙にいとまがない。
『信じがたいほど特別な人』(ニコラ・ベネデッティ)
『稀有な才能』(ルッジェーロ・リッチ)
『私は彼の自由に憧れる』(セルゲイ・ババヤン)